一期一会

お店をやりはじめてはや三年が経過し
その間、多数のお客様がご来店いただきました。

一回きり、、、お店のイメージや料理があわなかったり。
まだまだオープンしたてで、接客も至らぬ点があったり。
それでも気長に温かくお店の成長を見守り応援してくれるお客様に支えられてます。
駅沿線で、転勤や学校の卒業のこのシーズンになると、いままで毎週のように顔を見れたお客様との別れもあったりします。
今年は、本当に大切な方が異動されることになりました。

いつもやさしく、ひょうひょうとしながらも、大切な話はきちんとされる快楽主義のおちゃめな方。
同じく、おちゃめで型破りながら、スケールの大きさを常に感じたあの方。

お二人とも共通して感謝することは、経験も年齢もずっと下回る私を一人の人間としてお付き合いいただいたこと。
そんなお二人の憩いの場所に、少しでもポルトはなれたのでしょうか？
ついつい、甘えていたのではないでしょうか。
もっと間近で、これからも頑張る様を見ていただきたかった。
悲しい気持ちでいっぱいですが、後生の別れではありませんので、また会える日を楽しみにしています。
お一人はこちらが地元ですし。

あと一人大切なお客様が別れとなるかと思いきや、延期となりました。
彼の命運はいかに？

牡蠣は来シーズンは未定

三重県内にも、少しだけですが影響があります。
志摩方面では養殖の筏が流されて、大変な被害を受けているそうです。
厳しい現実です。
県内の農産物も、被災地方面へ優先的に出荷させるため、少し品薄になっています。また、県外産も品薄になっています。
ほぼ毎日仕入れを行い、新鮮なものを出すというやり方なので、現状厳しいです。
しかし、ある素材で工夫していく力もありますので、クオリティは下げずに営業したいと思います。

迷い犬

地震の被害もまだまだ検討がつかないなか
明るい気持ちをつくりながら営業しています。
この元気を少しでも被災地へ送れるように
お客様も同じ気持ちで
少しでも元気を集めようと
お店に来店いただいてるのかもしれません。

そんな中、portoに珍客あらわる。
閉店後、異動がきまったportoファミリーといえる
某氏を囲んでの団欒に
「この犬知りませんか」と
たずねられた女性二人。
聞けば、国道を車で走行中
犬が立ち往生しているとのこと。
車を止めて保護して、いったん自宅へ戻り
自分の家にあるリードをもって、またこちらへ戻って
夜道を歩いて犬の飼い主を探していたという。

たまたま残っていたお客様で
知っている方がいたので、明日に飼い主に引き渡そうということになり。
portoで一時保護となった。

無事、警察の協力を得て
飼い主さんも届けていたらしく、スムーズに引渡しが終わりました。
とっても人懐っこい犬で
よく脱走するらしいです。

ちょっとだけ、どたばたハプニング劇でした。

みんなでがんばりましょう

ポルトは元気に営業します。
それがお客様が望むことだから。

幸いうちにはお酒だけじゃない美味しいご飯もあります。
美味しい物食べて、元気をださなきゃどーするんですか！
カラ元気でもなんでも、私たちから発信しなければという意識でいっぱいです。

私の母方の実家は実は福島県郡山市でして、疎遠になった親戚も心配です。
父方の親戚は関東に多く、全員の安否はわかりましたが、こんな状況だから、今が良くてもこれからは不安でいっぱいですよね。

だからこそ、外食したくておみえになるお客様に、ポルトいってよかったねって思ってもらいたいです。

節電は、小さな取り組みですが行います。

また、月末に津市NPOサポートセンターを通じて、日本財団CANPANプロジェクトに寄付をする義援金活動も行います。

お店で、出来るだけのことをしたいです。

本日日曜日の夕方のおしらせ

大変な状況の中も営業させていただいてます。
不安な毎日でしょうが、深く考え込むのは精神的に負担がかかるそうで
いざという時にどう動けるかを考えるのが必要みたいですね。

津波は津市においても他人事ではありません。
地震の話はこれくらいにします。

本日は六時より貸切になってまして
夜の九時から通常営業になります。
どうぞよろしくお願いします。